悪のほそ道~発達障害 アニメとプロレスと阪神を語る

発達障害の病状やら貧乏サバイバルやらアニメの感想やらプロレス感想、阪神タイガース感想などいろいろやります。

面白いアニメは絶対外してはいけないポイントを外さない。

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HIGHER AND HIGHER〜新日学園物語
18話より
https://ddnavi.com/serial/519325/a/

飯伏幸太のセリフより
「内藤さんがブーイングされる理由
僕わかってますよ。

ここは絶対外しちゃダメっていうポイントを
外すから

その「ポイント」というのは匂いでわかるもの
なんですよね。

でも内藤さんはその「ポイント」をことごとく
素通りしてきてしまってるんです」

以上引用終わり。

代表的なものとして
バンドリ一期や二期の鉄血、エガオノダイカ
ヴァルヴレイヴ、シンフォギアGXはいふり
ガリアなどである。
スマホ太郎や百錬などのなろう系チートハーレムも同様。

やりたい物語に囚われて面白くするポイントを
悉くスルーしてしまっている。

物語の如何によってそのポイントは様々に変化するわけですが、そこを匂いでわからない作品があまりにも多くなりすぎてるのではないか?

例えば鉄血の場合ラフタが殺された場面からの回し方、ジャスレイ戦にしてもそう、
イオクの回し方にしてもそう。
殺すべきタイミングで殺人執行するべき人間が
殺せていない。

当然物語は弛んでいく。
しかもガエリオなんてもんを贔屓で主人公にするもんだから当然批判だって出る。
さらに製作陣も意固地になって正当化しようとするから本来リピーターになるはずのお客様が
クレーマーに転ずる結果になる。

ガリアの例を取るとユイ女王とレナの契約は1話で完成させておき、1話からメインパイロットとして機能させなければならないのにそうしない、
最後の合体マシンでもゲッターロボ顔負けの三体合体変形ロボの方が盛り上がるのにそうしない。
毎回戦闘しない。
これでは盛り下がって当然だ。

ビルドシリーズでもそうだが
何か起こりそうと予感させておいて何も起こさない。小川正和プロデュースで頻発している事例だがこれはお客様に対する冒涜でしかないのではないか?

エガオノダイカでもそうだ。
帝国を一方的に勝たせるのに8話費やす必要が果たしてあったのか?
まるでない。これなら最初からユウキをロボに乗せて無双させた方が幾分マシではないのか?

面白くなるポイントを外さない例としては
例えばタイガーマスクW
ミスX一人の流れからしても実にストーリーとしてうまく仕上がっている。
「あ、事件が全部終わってからこの人独立して女子プロレス団体を旗揚げするよね?」
という「予感」をちゃんとお客様に提示し、エピローグでちゃんと実現してみせるところ。

伏線とはやはりお客様との約束みたいなもので、例えば直球でも変化球でも決まれば信頼してくれる。棒球では当然冷められるが。
でも何もしないのは約束の反故であり契約違反でもある。当然ヘイトが増える。

あと、ゲスな悪は基本は惨殺というのも
あくまでも面白くするためのポイントを外さないひとつな訳です。

外しちゃいけないポイントというのは演出、音楽、脚本など色々あるので語ると長くなるので
やめておきますが、とにかくどこで外しちゃいけないのかを掴めるかが生命線なんじゃないでしょうか?

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