悪のほそ道~発達障害 アニメとプロレスと阪神を語る

発達障害の病状やら貧乏サバイバルやらアニメの感想やらプロレス感想、阪神タイガース感想などいろいろやります。

グランベルムが推せる理由

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わたしが現在見た限りでは
「かなり推せる」と思いますね。

戦争でリアリティを出せなくなったロボットアニメの次のカタチ

これまでは「ロボットアニメ=戦争」という部分から逃げられない
のではないかと考えられていた部分があるが、
今回は「バトルロイヤル」「個人戦」で、これは仮面ライダー龍騎でも
行われていたものの、閉鎖空間を作ってそこでバトルロイヤルを繰り広げる
という選択肢をとっていて、これがうまくハマっている。

魔術師たちが織りなすイデオロギー闘争

参加者たちはそれぞれがそれぞれの事情とイデオロギーと野望を持ち
最後の一人「プリンセプス」になるべく戦いを繰り広げているわけですが、
「魔法そのものを無くそうとするために戦う」ヒロイン新月
イデオロギーそのものが欠落していてそれを自覚しているがゆえ
イデオロギーを求める」主人公 満月の構図がまた
物語を危険なものとしているのではないでしょうか?

魔術師たちの「負けられない」が輝く

特にアンナの「ルサンチマン」に堕ちるまでの純粋なる執念と
姉を呪いという人質に取られた九音、
母を事実上失ってしまったねねねえ。
大切な育ての家族を壊してしまった罪と向き合う新月
そして、イデオロギーが欠落しているがゆえにそれを欲する満月
目的がまるで見えない水晶
彼女たちの「負けられない」が折り重なるからこそ、この物語をより面白く
しているのではないでしょうか?

彼女たちの行き着く先を見てみたい

プリンセプスの先にはどのような結末が待ち構えているのか?
この皮肉めいた戦いの先に何があるのか?
わたしは最後まで見届けたいと思います。
アマゾンプライムやAbemaでも配信しておりますのでぜひ。


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