シンフォギアシリーズ 総括 最後

前回の続き

ここてシリーズ通しての総括を行いたいと思います。

長いシリーズとあって3つに分けないと
語りきれない部分が多々ありました。

これは響と未来のラブストーリー

前でも言ったけどこれ何度も言っていいと思うのは本当にこれは響と未来のラブストーリーであったということ。
未来は「愛が重い」と評されてきていて、
響もまた「愛が重い」と言われてきた。
それは最初の事件の罪なのか？
そんな二人が最後に結ばれるまでを描いた物語だった。
そこは本当にブレずに描かれたと思います。

歌いながら戦うというトンデモが生まれた

シンフォギアがシンフォギアたりうるところってここだと思うんですよ。
当初は歌の力で戦うというものだったんですが
一期の伊藤達文監督が勘違いして
歌いながら戦うということになってわざわざアフレコ現場で歌うというすげーことまでやってのけたのがシンフォギアらしさを形作っていたと思います。

OTONAたちの活躍

弦十郎や緒川さんの人間離れもいいアクセントになっていたが、GXでは司令の活躍場が
「指揮系統が乱れます」で止めてしまったのが悔やまれますよ。
倒せないのはあくまでも相性ということをはっきり打ち出してるのも良かったです。

詩的かつ歌舞伎じみた台詞回し

シンフォギアの台詞回しっていちいち芝居かかってるっつーか歌舞伎がかってるってーか、
ほんとうに特徴的な台詞回しで、
一度聞いたら癖になるような台詞回しってのも
お話のテンポの良さに一役買っていたのではないでしょうか？

G以降悪さが目立った

G以降の展開ははっきり展開のダメさが
目立つようになってきていて、GX以降は
芝居がかった台詞回しにかまけて人間描写が
あまりにも雑になりだしたのはマイナスポイントでしょうか。
悪に対する対処があまりにも雑になったというか。
特に目立ったのがウェル博士とノーブルレッドの最期の持っていき方でしょうか。
ここさえちゃんと締めていればなにも文句はなかったんですが。
これは小野監督のダメさと言われても仕方がないというかアークファイブがあのザマなのもうなづけるというものでしょう。

よくぞここまで長いシリーズにできた。

深夜アニメでもここまでのロングランは
ほぼほぼなかったと思います。
上のような悪い部分はあれ評価できる部分が多いからこそあそこまで長く続いたんだとおもいます。

最後にスタッフ、キャストの皆さん　本当にありがとう

全力で「最速で最短でまっすぐに…一直線に!!」
走り続けてくれたキャストの皆様
そしてスタッフの皆様。
お疲れ様でした。そして
ありがとう。